ハーバリウムオイルの成分は?種類ごとの特徴や使い分けについて解説します

いま、ハーバリウムが非常に流行っていることをご存知ですか?

ハーバリウムは、ドライフラワーや、プリザーブドフラワーをガラスのボトルに入れ、オイルに浸す植物標本のことです。
手軽に作ることが出来てインスタ映えするおしゃれなハーバリウムは、お部屋の雰囲気を華やかにしてくれるインテリアとして大人気。
色とりどりのお花は、オイルに浸けることで、お手入れなしで1年ほど飾り続けることができます。

★ハーバリウムオイルは何種類?成分や特徴の違いは?

ハーバリウム作りで必要となるオイルには、重要な役割があります。適切なオイルを使用し、ハーバリウム作りを楽しみましょう!

今回は、お花を浸けるオイルの種類と特性についてご紹介します。
一般的に使用されるハーバリウムオイルには、ミネラルオイルとシリコンオイルの2種類があります。

★ ミネラルオイルの成分や特徴、使い分け方

ハーバリウムオイルの基本はミネラルオイルです。
ミネラルオイルは、石油由来の成分でできています。
流動パラフィン100%。

石油から作られることから肌についても大丈夫なのかと不安を感じる人もいると思いますが、保湿剤・ベビーオイルや化粧品などにも使われていて、お肌への刺激が極めて少ない安全なオイルです。

価格も安く、低刺激。比重が軽いオイルなのでお花を浸す時に花材が浮きにくく、ハーバリウムを初めて作る方、大量に作る方にはこちらがおすすめです。

一方、デメリットとして耐寒性が弱く、マイナス10度を下回ると濁り出します。そして、一度濁ると元の透明度には戻りません。
寒い地域にお住まいの方は、次に紹介するシリコンオイルが良いでしょう。

★ シリコンオイルの成分や特徴、使い分け方

シリコンは金属ケイ素に様々な化学反応を加えて作られます。
シリコンオイルは引火点が高く、花材への影響が少ないと言われています。
シリコンオイル100%。
シリコンオイルはミネラルオイルに比べて高価ですが、流動点が高く、耐寒性も抜群ですので、低温でも濁ることはありません。また、引火温度が高いので安全です。
ミネラルオイルと比較しますと、お花の色持ちも良くなります。

デメリットとしては、お花を浸けるときにお花が浮いてしまいやすいので扱いが難しいことが挙げられます。
また、シリコンアレルギーの方は肌についてしまうとかぶれる危険性があるので注意が必要です。
よって、ワークショップ等の不特定多数の方が利用するには、やや不向きです。

シリコンオイルでも、粘度が低い物もあれば、粘度の高いものもあります。
粘度が低ければ注ぎやすいですが、花材が動きやすくなります。
ハーバリウムオイルは、この粘度にも注目して選びましょう!
ハーバリウム専用オイルは、混ざりけのない純度100%のミネラルオイルです。

最近ではブームの加熱により、花材専門店などで気軽に手に入ります。
ハーバリウム専用のオイルは、光の全反射という現象で、ガラス瓶の中の花がひときわ明るく発色しているように見えます。
また、専用の照明を使ってハーバリウムを照らすと、自然光で見るときとは変わって、より幻想的に見えますよ!

オイルをお使いの際には、これらの特性やアレルギーの有無を考慮いただき、一番適したオイルを選んでみてくださいね。

また、処分される際には、瓶、花材、オイルなどお住まいの地域の廃棄区分に従って適切な廃棄処理をお願いいたします。

★ 注意

シリコンオイルとミネラルオイルは、混ざると白濁してしまいます。
一度混ざってしまうと元には戻りませんので、注意が必要です。
混ざっても、特に危険性はございません。


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